おしゃぶりって使っていいの?:我が家の実体験と知っておきたいポイント

子育てをしていると「おしゃぶり、使っていいの? それともダメなの?」と悩むタイミングが来ますよね。
うちでも最初は迷いながら使っていました。今回は実体験を中心に、気になるエビデンスも交えてまとめます。

我が家での使い方

赤ちゃんがぐずって落ち着かないとき、おしゃぶりをくわえさせるとわりとすぐ落ち着くことが多かったです。
特に夜泣きがひどい時期は、パパ・ママが少し息をつける時間を確保できるのがありがたかったですね。

使い始めたのは、首が座ってきて赤ちゃんが少し落ち着いてきた頃から。
高いものを選ぶというより、手頃なものを適当に使っていました。チューチュー吸う様子を見ていると、遊び道具のような感覚で楽しんでいるようにも見えました。

吸い方が強くて、口のまわりにおしゃぶりの形の跡がつくこともありました。最初は「大丈夫かな?」と少し困りましたが、すぐに消えていったので大きな問題にはなりませんでした。

眠っているときにおしゃぶりをくわえたままよく寝ていて、途中で自然に口から離れてそのまま寝続けることも多かったです。AAPの勧告でも「眠った後に落ちても入れ直す必要はない」とされているので、無理に入れ直さず様子を見ていました。

次の子にも使うかどうかは、その子が欲しがるかどうかで決めようと思っています。

おしゃぶりのメリット

  • 安心感・ストレス軽減
    赤ちゃんには生まれつきの吸啜反射があり、吸うことで落ち着く効果があります。研究でも心拍が安定しやすくなるとされています。
  • SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクとの関連
    アメリカ小児科学会(AAP)は、昼寝や就寝時におしゃぶりを使うことを推奨しています。複数の研究で、おしゃぶり使用とSIDSリスクの低下に関連があることが示されています。気道が開きやすくなる可能性などが指摘されていますが、メカニズムは完全には解明されていません。
    眠った後に落ちても入れ直す必要はないとされています。
    ※母乳育児の場合は、授乳が安定してから導入するのが一般的です。
    (参考:AAP「Sleep-Related Infant Deaths: Updated 2022 Recommendations」 / HealthyChildren.org)
  • 早産児へのサポート
    NICUなどで吸う練習として使われることもあり、消化機能や体重増加に役立つという報告もあります。

デメリットと注意点

  • 歯並びへの影響
    長期間(特に1歳半〜2歳以降)使い続けると、開咬や上顎の影響が出やすくなる可能性があります。アメリカ小児歯科学会(AAPD)なども、長期間の使用は歯並びへの影響を指摘しています。1歳を過ぎたら徐々に減らしていくのが無難です。
    (参考:AAPD「Policy on Pacifiers」)
  • 依存しやすくなる
    おしゃぶりがないと泣き止まなくなるケースもあります。6ヶ月頃から少しずつ使用時間を制限し、抱っこや歌など他の安心方法も取り入れると卒業しやすくなります。うちでは自然と使う回数が少なくなっていったように思います。
  • 衛生面
    落としたり汚れたりしたらすぐに洗いましょう。材質はシリコン製などが扱いやすいです。定期的に傷や劣化がないかチェックを。

洗浄・消毒について(メーカー推奨を含めて)

メーカーによって消毒方法の対応が異なりますが、現時点ではピジョン・NUKともに電子レンジ消毒を非推奨としています。

ピジョンの場合
煮沸消毒、スチーム除菌(専用除菌器)、薬液消毒・除菌が可能ですが、電子レンジ除菌は不可とされています。食器洗い乾燥機も非推奨で、手洗いを勧めています。

NUKの場合
公式サイト(ダッドウェイ)では、過去に電子レンジ消毒可と記載されていた製品であっても、現在は「電子レンジを使用しない消毒方法を推奨」と案内されています。煮沸・薬液・スチーム消毒を利用してください。

一人目の時はまだ電子レンジ消毒がメーカーから可能といわれてましたので、その時は電子レンジ消毒をしていました。

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*電子レンジ除菌が不可になった裏話

電子レンジ除菌を不可にした背景には、一般社団法人日本電機工業会(JEMA)の注意喚起があります。  電子レンジメーカー各社の取扱説明書では「調理以外の目的に使用しない」とされており、哺乳瓶やおしゃぶりの消毒も「調理以外の使用例」として挙げられています。発煙・発火・破裂・やけどの原因になる可能性があるためです。  (参考:https://www.jema-net.or.jp/living/renji/safety.html) 

そのため除菌に問題があるというわけではないのですが、発火などのリスクを避けるため専用のスチーム除菌機があるのでそれを利用すると時短になると思います。

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鍋にお湯をわかして煮沸消毒というのでも無論いいとは思いますが時間がかかります。

また参考までですが、CDC(米国疾病管理予防センター)では、食洗器対応のおしゃぶりについて「高温洗浄と加熱乾燥(またはサニタイズ)サイクルを使えば、別途の除菌は必要ない」という趣旨の記載があります。

ただし、おしゃぶりの材質やメーカーの指示によっては食洗器非対応の場合もあるため、必ず商品の取扱説明書を確認してください。また、変形や劣化がないか、赤ちゃんの体調なども考慮した上で、この方法を検討するのがよいでしょう。

その他気になるポイント

  • 紐で首にかけたり、寝ているときに衣類に固定したりするのは窒息の危険があるのでNGです。
  • 強制的に与えないこと。嫌がる場合は無理に使わなくて大丈夫です。
  • おしゃぶりを「おもちゃ」として使う分には問題ない場合が多いですが、食事の代わりにはしないこと。
  • 卒業のタイミングは個人差が大きいです。焦らず、子どもの様子を見ながら少しずつ減らしていくのが現実的です。

まとめ

うちでは「赤ちゃんが欲しがるなら使って、落ち着くならそれでいい」というスタンスで使っていました。
メリットとデメリットのバランスを考えながら、無理のない範囲で活用するのが一番だと思います。

次の子でも、またその子の性格や状況に合わせて判断するつもりです。
おしゃぶりについて悩んでいるパパ・ママの参考になれば嬉しいです。


参考・引用

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